茶縁Kyoto | 京都府和束町の茶農家応援プロジェクト
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和束の茶文化を

次の千年に繋ぐ

茶縁

Kyoto

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茶縁Kyotoは、京都「和束」の茶農家を応援し、お茶を取り巻く伝統文化を次世代へつなげるプロジェクトです。「日本で最も美しい村」連合の一つである和束の古き良きお茶づくりと里山の風景を私たちと一緒に守ってくださるサポーターを募集しています。

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和束町とは

和束町は、京都府南部に位置する京都府最大の茶産地です。鎌倉時代からおよそ千年近くにもわたって続けられてきたお茶づくりは、どこまでも段々畑の茶畑が続く、美しく唯一無二な風景を作り上げてきました。和束町は人口わずか3千人程度の小さなまちですが、今も古き良きお茶づくりの里山風景が残っている素晴らしい土地です。

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日本文化を代表し、全国的にも有名な茶所である「宇治茶」の多くの茶葉がこの和束町で生産されています。和束町は宇治茶の京都全体の48.3%、府内1位の生産量を誇っています。 京都の茶文化を支えてきた「縁の下の力持ち」的な存在です。

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昨今の日本では段々畑の茶畑が続く雄大な里山風景を望むことが難しくなっています。今の和束の美しい風景とお茶の文化は小規模茶農家さんたちによって守られています。

和束町の茶農家さん

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上嶋爽禄園 代表・上嶋伯協さん

江戸時代から続く「上嶋爽禄園」の五代目として、時代の変化とともに「和束茶」の伝統文化と風景を守ってこられました。安心安全でかつ環境にやさしいお茶づくりを実践し、抹茶・かぶせ茶・煎茶・玉露・ほうじ茶・和紅茶など多方面に展開しながら、旬の間だけ収穫することを大切にお茶づくりに励まれています。

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「昨今は日本茶ブームが広がっているようでいて、実は茶農家は減少しています」と上嶋さんはおっしゃいます。ペットボトルのお茶が主流となり、農家さんは安価な茶葉の生産を求められるようになりました。また、ペットボトルのお茶で使用する茶葉はごく少量。安く作ることを求められながら使われる茶葉の量は減らされていくことに疲弊し、廃業・荒廃する茶畑が増えています。

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多くの方々がお茶に親しみ、いつでもどこでも手軽に飲める飲料としてペットボトルのお茶は現代のライフスタイルとして確立されています。しかし同時に、お茶本来の価値や心の交流、里山の風景を徐々に失っていることにも気が付いてほしいと上嶋さんは警鐘を鳴らしています。 本当に美味しいお茶に触れる機会、和束の地に足を運んでくださる方々とのリアルな交流のために茶農家仲間と「和束茶カフェ」を立ち上げました。お客様と茶農家が直接繋がり、豊かな未来を築きたい、 そんな思いで日々活動されています。

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上香園 代表・岡田文利さん

江戸時代から続く「上香園」の五代目として、お茶を愛する熱い情熱で「和束茶」発展のためにパワフルに活動されています。いつも明るくユーモアある暖かなお人柄が魅力の岡田さん。「湯飲み1杯の幸せ」をコンセプトに、奥様の沙奈絵さんと二人三脚、心を癒やすお茶作りをされています。

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上香園は、香り、色味、味など五感で感じることの出来る最高の味わいを生み出すため、自園の茶樹に有機肥料を施し、一葉一葉、丹精込めて育てました。茶農家として品質にこだわり続けています。
これは、お客様との見えない契約、と考えておられるからです。
ほんの一瞬でいい。せわしない日常の中で「ほっ」と出来る時間を提供したい、そんな想いから生まれた「心を潤すお茶」を是非お楽しみください。

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湊製茶 代表 湊健一郎さん

安政の時代から六代続く湊製茶さん。品質にとことんこだわり、 代々受け継いできた湊製茶独自の手法で伝統の味を守っています。それぞれのお茶の味が頂点に達するベストなタイミングで収穫し、お茶本来の味を存分に楽しんでいただくために、自信と誇りを持ってお茶作りをされてきました。一人一人のお客様とのご縁を大切に、最高のお茶を提供されています。

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湊製茶のお茶の中でも一番人気を誇るのが「かぶせ茶」。湊製茶では、一芯一葉で黒い覆いを被せ、一般的なかぶせ茶は14日間遮光するところを17日間と長めに遮光することにより、茶葉の美しさ、豊かな香り、優しく深みのある旨味を引き出すよう栽培しています。このお茶を栽培している場所は「念道」と呼ばれており、山から茶畑へと開墾した際、お地蔵さまが出てきた神秘的な畑で、土壌はミネラルたっぷりの石が多く含まれています。土地の恵と伝統、真摯な取り組みで、高い品質と美味さを守り続けておられます。

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うてな茶屋 𠮷田惠美さん

2018年の夏、亡くなったお父様から4反3畝の茶畑を引き継ぎ、2019年の夏から農薬も肥料も切ることではじまった独自のお茶作り。お茶の木の力を信じ、ご自身にも周りの人にも環境にも無理をせず続けていくことを目指して、たっぷりの愛情を注いでお茶育ておられます。茶畑を継ぐ数年前から放棄茶園の整備をしながら 白茶や釜炒り茶、烏龍茶、紅茶など手作りのお茶づくりにも取り組まれています。

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うてな茶屋の「うてな」は 大和言葉で展望台のような意味。 小さな茶畑からお茶の可能性や未来をみんなで見られる展望台みたいな場所になればいいなという願いを込めて、日々成長を続ける吉田さんのお茶は、未来の可能性と魅力に溢れています。

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東茶園 東テル子さん

東茶園は明治元年創業、以降4代続いて栽培研究に取り組み、徐々に開墾改植をされてきました。テル子さんは30年前に和束茶農家に中国からお嫁入されて以来、和束という場所と茶作りにほれ込み情熱を傾けてきました。その中で力を入れてきたのが自然農法での栽培。農薬も肥料も切って自然の力だけでの栽培は、苦労の連続でしたが、やっと納得のいく茶葉を安定して育て提供できるようになりました。

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今回提供いただく和紅茶は、自然栽培・自然発酵で作られた自信作。優しい甘みと豊かな香り、和束の自然とテル子さんの想いで育てられたお茶です。そして、テル子さんは2022年より農家民宿もオープンされました。目覚めれば目の前に茶畑と和束の自然が広っている、心やすらぐ和束の暮らしをぜひ一度味わってみてください!

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今西製茶 代表 今西哲也さん

五代に渡り良質なお茶づくりに取り組まれ、自園で栽培・収穫した茶葉を自工場で加工し、ノンブレンド単一品種の茶葉を産地直送で届けておられます。茶畑の大部分が大部分が位置する鷲峰山山麓の原山は、鎌倉時代からお茶栽培が始まったされるも歴史ある場所。

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そんな和束町茶業の発祥の地とされる「養生の芝」の一角に喫茶スペースを作り、美しい茶畑の風景と培われた茶作りの歴史を肌で感じながら、美味しいお茶を楽しめる豊かな時間を提供されています。高品質で美味しい茶作りにこだわりながら、和束という歴史ある地で作るお茶の魅力を次世代に繋ぐために、様々なチャレンジをされています。

茶縁Kyotoと一緒に

和束の古き良きお茶づくりの

里山風景を

守ってくださる

サポーターを募集しています。

サポートしていただける方には

お礼の気持ちとして、

より和束のことを知っていただける

魅力的な特典もご用意しております。